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経営陣と社員を“つなぐ”——ドコモグループの「つなぐCAFE」がつくる、オープン&フラットで風通しの良い職場

#コミュニティをつなぐ
#NTTドコモグループ

ドコモグループが2024年12月よりスタートさせた「つなぐCAFE」。「つなぐCAFE」は社長から新入社員まで、多くの社員が肩書きを超えて集まり、コーヒーを片手に気軽なコミュニケーションがとれる場として、全国の各組織で4,000杯以上の提供を行ってきました。各地で大きな盛り上がりをみせ、社員エンゲージメントの向上にも大きく貢献しています。今回はそんな「つなぐCAFE」を紹介します。

つなぐCAFEの様子①

ドコモグループの新しいコミュニケーション施策

「つなぐCAFE」は、どのようなコミュニケーションを生むのでしょうか。
——「つなぐCAFE」はどういった意図で実施されているのでしょうか?
加藤:経営陣と社員の間にはどうしても“心理的な距離”ができてしまうと思っています。もちろん各職場においては経営陣と直接対話する機会は定期的に作られているのですが、どこか緊張感に包まれる時間と感じます。なかでも緊張する若手社員の面持ちを多く見てきました。「もっと気軽に話せる場があれば」そんな声も聞こえてくるなかで、会議室ではなく、カフェでコーヒーを片手に話せば、雰囲気も変わるのではないかと考えました。

つなぐCAFEの様子②

経営陣と社員がカフェのような場でリラックスできて、オープン、かつフラットに語り合える場をつくる。そうすれば、社員にとって経営陣が発する言葉が、今まで以上に「自分」に向けた発言だと感じると思います。そういった社員一人ひとりの“自分事化”が、会社の未来をみんなで一緒に描くためのきっかけにもなっていくのではないか?と考えました。
そもそも、社長をはじめとした経営陣に対して「つなぐCAFEのオーナーとしてコーヒーを注いで、社員に手渡し」することを打診し、快諾いただけたことにも驚きましたが、実際に「つなぐCAFE」を開催してみると、我々の想像をはるかに超え、経営陣を身近に感じる機会になっていると社内からたくさんの声をいただきました。
経営陣の皆さんから社員一人ひとりに対して「いつもありがとう!」や「お疲れさま!」といった、心のこもった言葉からコミュニケーションが始まり、社員からも日ごろの苦労や、仕事に対する想いを伝えることで「社長に自分の仕事を知ってもらえた」「副社長が日ごろの苦労を労ってくれる」といった相互理解が促進され、これを繰り返すことで心の距離が近づいていくと感じました。

フラットな関係性が生む職場の風通し

——「つなぐCAFE」はどんな反響がありましたか?
前田:経営陣が社員一人ひとりにコーヒーを手渡す姿は、立場を越えたまさに“人と人”のつながりを象徴していると感じます。参加者からは「気軽に話せる雰囲気が良かった」「新入社員が会社の空気を感じられる貴重な機会だった」といった声が寄せられ、職場のオープンさやフラットさを実感する場となっています。
実際に参加者へのアンケートでは、施策前の「経営陣を身近に感じるか」という設問で14%の方が「身近に感じる」と回答していましたが、施策後ではスコアを大きく押し上げ70%の方が「身近に感じる」という回答でした。「つなぐCAFE」が生み出す心理的な変化は非常に大きなものです。
また、経営陣と社員の対話会への影響も大きく、「緊張せずリラックスできた」と感じた社員は施策前の13%から42%へと増加しています。「つなぐCAFE」を先に開催することで、その後の対話会の空気を和やかにし、より本音で語り合える場をつくっているといえるかと思います。

つなぐCAFEについて語る加藤と前田

——会社としての風通しのよさにもつながりますね。
加藤:実は「つなぐCAFE」誕生にもドコモグループならではのプログラムが関係しています。本業とは別で自身が取組みたい業務を実施することができる「ダブルワーク」プログラムというものがあり、多くの社員が積極的にチャレンジをしています。
そんなダブルワークを活用し、ドコモグループのブランディングを担う部署に応募したメンバーが「つなぐCAFE」発案の立役者でした。
ドコモ“グループ”としての一体感や、ドコモ“グループ”社員としての当事者意識を育む施策を検討する中でさまざまなアイデアがありましたが、その際に出たカフェ風の空間でコーヒーを片手に気軽な対話を交わすというアイデアによって「つなぐCAFE」が実現することになりました。
まさにリスペクトしあう職場環境をめざしたからこそ、うまれた施策だと思います。

ダブルワークプログラムの様子

今後のドコモグループがめざす未来へ

——「つなぐCAFE」は今後どのようになるのでしょうか?
前田:「つなぐCAFE」は、単なるイベントではなく、「話しやすい」「相談しやすい」という空気を、職場全体に広げるための第一歩と考えています。経営陣とのコミュニケーションはもちろんのこと、一緒に集まった同僚との他愛のない会話がグループ全体のあたたかな空気感を醸成していくと思います。そしてこの「つなぐCAFE」の場を活用して、更にお互いのことを知り、そしてグループの取組みを分かり合う場になると嬉しいです。
実際にグループ会社の取組みにもつながる施策として、ドコモ・プラスハーティ社とのコラボレーションも実施しました。同社では、ドコモグループ全体で、障がいのある方が活き活きとその能力を発揮して長く働いていけるようにサポートすることを事業の柱の一つとしています。そんな取組みをグループ各社へ浸透させるとともに、障がいのある社員の成長の場としても相互的に作用することで、グループ会社の事業の一翼を担っています。
このように普段話すことのない社員同士が協力し、参加することで今後のドコモグループを体現する施策として一丸となっていけると思います。
「つなぐCAFE」が生み出す風通しのよい環境。そしてその環境がさまざまな行動を活性化させ、「人」も「事業」もよりよいドコモグループをめざして引き続き取組んでまいります。

つなぐCAFEの様子③
加藤祐也の顔写真

NTTドコモ ブランドコミュニケーション部

加藤祐也

前田暁彦の顔写真

NTTドコモ ブランドコミュニケーション部

前田暁彦

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